Windowsリモート環境

概要

Windowsリモート環境は,インターネット経由でWindows環境を利用できるようにするサービスです1.Windowsリモート環境を使うと,手元にWindows PCがなくても,Microsoft 365 Apps (Microsoft Office)等のソフトウェアを利用できます.また,大学がライセンスを提供する,Stata/SE等のソフトウェアを無償で利用できます.

Windowsリモート環境を利用できるのは,UTokyo Accountを持つ東京大学の構成員(教職員・学生)です.

なお,通常のWindows PCとは異なる点があります.利用の前に通常のWindows PCとの相違点をよく読み,データの喪失などには十分ご注意ください.

また,同時利用可能な数に全学単位の制限があります.授業で使う場合など,確実に利用したい場合は利用枠の予約ができます.詳しくは利用枠と予約を参照してください.

通常のWindows PCとの相違点

Windowsリモート環境は,通常のWindowsがインストールされたPCと異なる点があります.以下にその一部を挙げます.

接続が切断されると,作業中のデータが削除されることがあります

以下のような場合に,自動的にセッションが削除され,環境内の全てのデータ・作業履歴が消去されます

  • 最後に操作してから一定時間経過した場合
  • 接続を切断してから一定時間経過した場合
  • 予約して利用していた場合に,予約していた時間が終了した場合(ただし,実際にセッションが削除されるのは,終了の時刻よりも後になることがあります)

データの喪失を防ぐため,必要なファイルはこまめに,環境外に保存するようにしてください.環境外の保存先としては,以下が利用できます:

  • OneDrive(一部のフォルダが自動的にクラウドと同期されます)
    • 環境へのサインイン時に使用したUTokyo Accountに基づいて,自動的に認証され,UTokyo Microsoft Licenseで提供されているOneDriveが利用できるようになります.
    • DesktopフォルダDocumentsフォルダPicturesフォルダは自動的にOneDriveと同期されます.
    • また,エクスプローラーからOneDriveにアクセスすることもできます.そこに作成したファイルも,自動的にOneDriveにアップロードされます.
  • Google Drive(設定したフォルダが自動的にクラウドと同期されます)
    • Google Driveアプリからの設定が必要です.
    • 同期されるフォルダは,Google Driveアプリから変更できます.
  • ファイル転送機能によるダウンロード
    • クラウドストレージに保存したくない場合は,接続元のデバイスにファイルをダウンロードすることも可能です.
    • ただし,リモート環境でファイルに加えた変更を保存するには都度ダウンロードする必要がありますので,ご注意ください.

また,Microsoft Office365アプリ(Word, PowerPointなど)の場合は,アプリから直接OneDriveに自動保存することができます.

なお,OneDriveGoogle Driveの容量には制限がありますので,保存する必要のない大きなファイルを同期対象のフォルダに置かないようご注意ください.

アプリの新規インストールはできません

Windowsリモート環境に,新規にアプリをインストールすることはできません(Microsoft Storeを含む).そのほか,管理者権限の必要な操作(WSLの環境の作成など)もできません.

特に,環境内にZoomアプリがインストールされていないため,授業等で画面を共有したい場合は,接続元のデバイスからZoomに接続し,ブラウザもしくはWindows Appを画面共有してください.

東京大学の学内からのみ利用できるサービスにはアクセスできません

Windowsリモート環境は東京大学のネットワーク内にないため,学内からのみ利用できるサービス(電子ジャーナルを含む)にはアクセスできません.

電子ジャーナルに関してはEzProxyの利用をご検討ください.また,それ以外に関しては,Windowsリモート環境ではなく,お持ちのデバイスからUTokyo VPNを利用して接続することをご検討ください.

スペック

スペックは以下の通りです・

  • OS: Windows 11 Enterprise
  • CPU: 2 vCPU
  • Mem: 8 GB
  • Storage: 256 GB

利用できるソフトウェア(一部)

CADをはじめとする,コンピュータの性能が要求されるソフトウェアでは性能が不足する可能性があります.もし手元のデバイスで利用可能であれば,手元のデバイスにインストールして利用することをお勧めします.

ライセンス認証が必要なもの等

  • Microsoft 365 Apps(Microsoft Office; Word, PowerPointなど):サインイン時に使用したUTokyo Accountに基づいて自動的に認証されます.ただし,学生および東京大学に雇用されている教職員のみが利用できます.
  • MATLAB:自身で作成したMathWorksアカウントでサインインして利用してください.東京大学ではUTokyo MATLAB Licenseにより追加の費用負担なく利用できます.利用開始の方法については,UTokyo MATLAB Licenseのページを参照してください.
  • Autodesk Fusion:自身で作成したAutodeskアカウントでサインインして利用してください.なお,Autodesk Student Accessに登録すると無料で利用できます(2026年3月現在).
  • JMP Pro:自身で作成したMy JMPアカウントでサインインして利用してください.なお,JMP Student Editionに登録すると無料で利用できます(2026年3月現在).
  • Stata/SE:大学がライセンスを提供しています.
  • EndNote online:大学がライセンスを提供しています.
  • TNTlite:無料版がインストールされています.

その他のインストールされているソフトウェア

上記以外でインストールされているソフトウェアを以下に示します.これら以外のソフトウェアも利用可能なことがありますので,詳細は実際の環境でご確認ください.

  • Firefox
  • Google Chrome
  • Microsoft Edge
  • Adobe Acrobat Reader DC
  • VLC media player
  • Microsoft Build of OpenJDK
  • Visual Studio Code
  • MinGW-w64
  • Ruby
  • GIMP
  • Inkscape
  • TexLive
  • R
  • RStudio

利用枠と予約

Windowsリモート環境の同時接続可能数は,全学で合計200までとなっています.

このうち,予約なしで利用できるフリー枠は計18個,予約が必要な枠は182個です.フリー枠で利用可能な枠は少ないため,確実に利用したい場合,事前の予約をお勧めします.

  • フリー枠(3枠×6グループ=計18枠):予約なしで利用できます.
    • ユーザーをほぼ同数の6つのグループに分けており,グループごとに3枠ずつ利用可能です.
    • Windows Appの画面では,「ECCS-FREEn」(nは1から6までの数字)という名前で表示されます.枠が埋まっている場合は表示されなかったり,接続に失敗したりすることがあります.詳しくは利用方法を参照してください.
  • 予約枠(182枠):利用には事前の予約が必要です.
    • 授業用・個人利用など,利用目的に応じて異なる予約方法があります.予約方法については予約を参照してください.

利用方法

ブラウザ,もしくは専用のアプリから利用できます.詳しい使い方については,利用方法を参照してください.

Footnotes
  1. 一般的には仮想デスクトップ環境(Virtual Desktop Infrastructure, VDI)と呼ばれます.具体的にはWindows 365 Frontlineを提供しています.

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